笑顔には秘密がある

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『いやぁそんなに驚かなくてもいいんじゃないですかぁー』 アハハーと笑う顔は少々苛立っているようにも見える 「だ、だってお前、どっからどう見ても14ぐら「黙っとけ佐之っ!死にたいのかぁ!」 流石、勇者原田。奈柄の言葉に即答。それに対して奈柄のこめかみはピクピクと痙攣している、それを気にした藤堂が原田をとめるが時すでに遅し 「うわぁ君ってちゃんとした女性だったんだね。僕はまだ子供だと思ってた」 始終楽しそうな顔をした沖田が爆弾発言。案の定、噴火すると思われた奈柄火山はしおしおと小さくなっていき、さらには 『うちなんて……うちなんて……』 と部屋の片隅で三角座りでいじけるしまつ 「まぁー、あれだ。ほら…その……」 『助ける気もないのに言葉を発しないで下さい。傷つきますから』 うちの心が悲鳴をあげている…!と言って悶絶する彼女をほって早く部屋に帰りたい土方は 「うるせぇ、チビはチビ。成長できねぇ、ただそれだけだろ」 勿論、奈柄に睨まれた 「それとも、俺が女にしてやろうか?」 『いやーご冗談を。あんたに初めて捧げるくらいなら、死にます』 いかにも悪者そうなニヤリとした笑い方で奈柄をみやると、白い目をした視線がグサグサと刺さってきた 「土方くん……君もしかしてそのつもりで……」 「何!?そうなのか歳!?」 「はぁ!?何言ってんだ山南さん!近藤さん!」 「土方さん……この子に近づかないで下さい」 「っ永倉まで俺をそんな目でみるなぁぁあ!!!」 完全に遊ばれている土方 「奈柄ー、あの人と一緒にいたら子供できちゃうから気を付けろー?」 「てめぇら…いい加減に…!!」 『了解しました、原田』 「あれ、呼び捨て…?」 「しやがれぇぇぇぇぇええええええ!!!!!」 『おおお鬼がご光臨なさった!皆の者であえー!』 後でさらに鬼の雷が落ちてたんこぶが増えたのは自業自得だ .
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