48人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
『いやぁそんなに驚かなくてもいいんじゃないですかぁー』
アハハーと笑う顔は少々苛立っているようにも見える
「だ、だってお前、どっからどう見ても14ぐら「黙っとけ佐之っ!死にたいのかぁ!」
流石、勇者原田。奈柄の言葉に即答。それに対して奈柄のこめかみはピクピクと痙攣している、それを気にした藤堂が原田をとめるが時すでに遅し
「うわぁ君ってちゃんとした女性だったんだね。僕はまだ子供だと思ってた」
始終楽しそうな顔をした沖田が爆弾発言。案の定、噴火すると思われた奈柄火山はしおしおと小さくなっていき、さらには
『うちなんて……うちなんて……』
と部屋の片隅で三角座りでいじけるしまつ
「まぁー、あれだ。ほら…その……」
『助ける気もないのに言葉を発しないで下さい。傷つきますから』
うちの心が悲鳴をあげている…!と言って悶絶する彼女をほって早く部屋に帰りたい土方は
「うるせぇ、チビはチビ。成長できねぇ、ただそれだけだろ」
勿論、奈柄に睨まれた
「それとも、俺が女にしてやろうか?」
『いやーご冗談を。あんたに初めて捧げるくらいなら、死にます』
いかにも悪者そうなニヤリとした笑い方で奈柄をみやると、白い目をした視線がグサグサと刺さってきた
「土方くん……君もしかしてそのつもりで……」
「何!?そうなのか歳!?」
「はぁ!?何言ってんだ山南さん!近藤さん!」
「土方さん……この子に近づかないで下さい」
「っ永倉まで俺をそんな目でみるなぁぁあ!!!」
完全に遊ばれている土方
「奈柄ー、あの人と一緒にいたら子供できちゃうから気を付けろー?」
「てめぇら…いい加減に…!!」
『了解しました、原田』
「あれ、呼び捨て…?」
「しやがれぇぇぇぇぇええええええ!!!!!」
『おおお鬼がご光臨なさった!皆の者であえー!』
後でさらに鬼の雷が落ちてたんこぶが増えたのは自業自得だ
.
最初のコメントを投稿しよう!