思いの重み

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おはようございます!皆のアイドル奈柄ちゃんです!キラッ☆← 「朝から鬱陶しいなー頭にうじ虫でも住み着いているんじゃないですか?」 『ちょ、頭の中勝手に見ないで!』 悲しい事になってるから見ないで!と泣き真似をする奈柄をほって永倉を起こす起き……沖田 「永倉さーん奈柄ちゃんがうざいんで早く起きて下さい」 『うざいってなんですか、うちの存在ですか。いじめですかそうですか』 「ん……?そ…うじ…?」 「そうです総司ですから早く起きて下さい」 半開きの目でムクリと起き上がり、まず始めに 「なんで総司が居てるんだ…?」 『あっ永倉さぁーん!おはようございます!』 今日はいい天気ですよー!と呑気な事を言っている奈柄はほっといて 「そこのうじ虫のうめき声が聞こえたんで入って来ました」 『え?うじ虫ってうちですか?もはや人間じゃない!』 「そうか…で、朝飯か?」 奈柄を完全無視な2人は話を進めていく 「はい。それでその時にこのうじ虫を隊士達に紹介という名前の説明をしようかという話しになったんですよ」 「あーなるほどなぁ」 『ちょっと何の話してんですか!?うち仲間外れじゃないですか!』 「「うるさい」」 『ハイ、スイマセンデシタ』 2人が怖かったのか謝って直ぐに黙り込む 「でも総司服はどうすんだ?この格好じゃあ隊士達に変態扱いされるぞ」 奈柄は俯いていた顔をガバッと上げて叫んだ 『変態じゃないです!』 「黙れ」 沖田が俯いていた奈柄の頭をバシンと殴った 『おぉぅぅ……!!』 結構痛かったのか殴られた所を押さえてうずくまる 「服はちゃんと用意してます」 ほらここにと言ってどこから出したのか風呂敷を取り出した 「え?総司そんなのもってたか?」 「持ってたからここにあるんじゃないですか?そんなことも分からなくなっちゃいましたか?このうじ虫と居て」 『うじ虫じゃなガハッ!』 再び立ち上がって喋ろうとした奈柄に無言の鉄拳をいれる沖田 しおしおと小さくなっていく奈柄に学習力がない馬鹿だなぁと思いながら沖田に言葉をかける 「因みに誰の?」 「勿論平助のに決まってるじゃないですか♪」 素晴らしい笑顔で答える沖田に苦笑いしかできない永倉 「さぁうじ虫、やることができましたよ。着替えなさい」 .
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