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「それなら、確か… あった!」
「まじ! 有り難う」
「それじゃあいきますか?」
「行こうか!」
部屋から出て、廃虚ビルへ直行!
着いた頃の空は紺色のマットに宝石をちりばめたように輝いていた
「綺麗…」
「良い写真が撮れそう」
「螺旋階段を全力で上り、カメラのシャッターを押した」
レンズから見る大空は幻想的だった。
ぼんやりと空を眺めているといきなり抱きしめられた…
「うわぁ! いきなりなんだよ!!」
「… 綺麗だね」
「? うん‥」
「 … 」
「えっ?」
振り向いた瞬間…隆太の唇が俺の唇に触れた。
まるで、飢えた獣のように。
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