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「そぉいえば、珠梨は好きな人いないの？あんまり話さないよね、そーゆうコト。」
「え～？いない…かなぁ。」
玲乃に突っ込まれても、動揺しちゃいけないんだ。
「ふ～ん。」
もちろん玲乃は、面白くないって顔をしてるケド。
「そーゆう玲乃はどぉなの？哲哉と。」
「え…ッ？あ…えと…頑張らなきゃね！クリスマスとか…やっぱ、一緒に過ごせたら幸せだし♪」
「そっか。」
あたしは…。
あたしは、どうすればいいんだろう。
どう…したいんだろう。
過ぎていく時間に、あたしだけ取り残されてるみたいだった…。
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