始まりの終わり

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『…で、あるからして、ここにXをだいにゅう……』 『………ムニャ…』 『―――ぉぃっ…』 『……ムニャ…ムニャ…』 『――ぉいっ……!!』 『…もう…食べられないよ……』 『おいっ!!斎藤幸村!!!!』 『!!!??はっ…俺のクリームサンドはっ??!!!』 担任ノグッチ『はぁ~、クリームサンドはこの問題を答えた後、お昼休みに食堂で買って食え。今、食べる時間じゃあない!!!』 ゴツンっ!!! 『痛ってっ~~~~っもう少し優しく起こしてくれよ~~』 クラス中『くすくすっ』 『ほらっ幸村、早く答えろ!!』 『え~っと…』 小声で『X=65…だよ…』 『サンキュー…』 『…えっと、X=65…ですっ』 『なんだ、わかってたのか。んっ、正解だ。今回だけは大目に見てやる!!』 『サンキュー、ノグッチ!!さすが俺の最愛の人!!!』 『はぁ…お前は本当に調子が良いなぁ……』 『次は寝るんじゃないぞ……って言ってる側から寝るんじゃないっ!!!!!!』 ゴツンっ!!!!!!
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