第三章 異変

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「あなた達が来た理由は大体分かってます」 うどんげがなにやら はじめた! 「前の異変に酷似していると思ったあなたは真っ先に師匠達を疑った、違う?」 その言葉に無言で小さく頷く 「でも検討違い、今回は師匠達は何もしていない、そもそも異変の本質が違うの。」 それに言い返すように少し考えた霊夢は 「それを信じるにたる要素、根拠が無いわね」 まぁ…そうだろうな 「まぁこのまま行くなら止めはしない、一応異変の本質が違うと言った理由を教えてあげる」 「随分気前良いわね」 しかしこれだけで気前良いのか… ここの主人はさぞかしケチケチなんだろうな… 「…私たち、もとい師匠達が起こした異変は二次災害…少し違うかな、悪意の無いものだった、純粋な意志や願望がおこしたものだった、でも今回のやつは違う…悪意の塊のような異変、幻想郷の破壊しか目的に無いものなの」 破壊か…穏やかじゃないな… 霊夢も同じようなことを考えていたようで俺と同じように顔をしかめていた 「黒い空が何を起こすかまだ分かってないから私も師匠から調べて来いと命令を受けたからいまここにいるの、私はそろそろ行くわ、それじゃぁ…」
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