5人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
―どうして僕のご主人様は死んだの?―
「ワタシはわからないよ。前の魔女の事は新しい魔女には伝わらない。」
二人は抱き合いながら話し合う。
―わかった。僕も忘れる事にする。新しいご主人様を一番に愛するよ。―
「そうしてくれるとありがたい。私は記憶は操作出来ないから。」
魅紅は少し悲しい顔をしたが、すぐに元気に走り出す。
―良く効く薬草を取りに行こう。―
魔女は薬やお茶の葉を売る。
その為の材料だ。
魅紅はその場所を知っている。
前の魔女との思い出の場所の一つ。
魅紅は早く新しい魔女との思い出が欲しい。
最初のコメントを投稿しよう!