ご主人様

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ご主人様は 私をしばらく見た後 「僕のところに来るかい?」 私をひょいと抱いて 家に連れて帰ったの 私はそれからご主人様と暮らし始めたわ 私はタマと名付けられたの 震える私にご主人様は 暖かいミルクをくれたの だけど猫舌な私は そのミルクが熱くて… 少し冷めてから 底まで舐めてきれいに飲んだの
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