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「おぉっ!湖!」
俺達は河口湖の近くにあるキャンプ場にやって来た。
ここには沢山のコテージが並んでいて、その中の一つを澄が予約してくれていた。
「部屋は別々な。ほら掛川、お前達の部屋の鍵。」
「えっ!雑魚寝じゃないのかよ?!」
掛川は顔を真っ赤にして、澄に言った。
「いくら俺達が付き合ってるとは言え、野郎三人の中に女の子寝かせるわけにいかないだろ。」
「そりゃまぁそうだけど…」
「西野さんが掛川とが嫌なら一人で使えばいい。でもまぁその場合…」
澄の目が鋭く光った。
「掛川には外で野宿してもらうけどな。」
「澄ひでー!いくらなんでもそれはヒドイぜ!」
「俺達だって付き合ってんだ。それくらい察しろ。」
あぁあ…、何て大人げない…。
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