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私は椅子に腰をかけてレイを待った
レイの話ではCランクの採取の依頼を受けて【鉱物の森】に入ったところ偶然にもグランドドラゴンに会ってしまい今に至ると話していた
私が色々考えているとドアがノックされた
｢……入れ｣
｢失礼します!!｣
緊張の面もちでレイが入ったきた
まぁ無理もない……私、ギルドマスターの部屋に入ることなどそうそうないからな
ん?入ってきたのはレイだけとはどういうことだ?
｢２人はどうした?｣
｢そ…それが、移転魔法でこちらに来て、街に入った時に『なんだここは!?探検してくる!!』と言って止める間もなく街中に行きました…｣
ドン!!
｢なんだと!?｣
しまった…興奮のあまり机を叩いてしまった
レイの顔が青ざめたが…まぁいい
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