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本…文献……巻物のことでござろうか? 「ありがとな坊主」 銀はそういうと歩きだした 「迷惑をかけた、かたじけない。これは駄賃にござる」 拙者は小判を童に渡した 「これ金じゃないですか!?こんなに頂けませんよ!」 「なに、少しの礼でござる。それでは拙者はあやつと共に参るので失礼する」 拙者は銀に向かって走った ※※※ 「…本か、なるほどこりゃ多いわ」 さっきのガキの言うとおりにすると国立図書館とやらにたどり着いた 「うむ…どれを読めばよかろうか」 確かに欲しい情報探すのも一苦労だな… 「片っ端から読んでいきゃいいだろ…三刻もあれば読みきれる」 「それしかござらんな…」 俺と弥彦は近くにある本から読み始めた ※※※
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