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※※※
「……なるほど」
…ますます信じがたいな
頭は正常なようだがな…
「そう言えば…殿が最後に使った妖術は【時空元転移】と言っていたな」
「なに!?時空元転移だと!?」
それならば知っている!!
「知ってるのか!?」
銀次が体を起こす
「ああ…古代魔法3大禁の1つだ。今は使えるやつはいないがな……術者の命をかけた魔法、対象者を異世界に飛ばす魔法だ」
「異世界か…ってことはここは異世界なのか?」
「私らにとっては普通の世界だ。しかし君達にとっては異世界なのだろう…」
「もう一度その魔法を使えば拙者らの世界へ戻れるでござるか!?」
「いや…不可能だろうな。今では使える者はいなく、名だけの魔法だ。それに使えたとしても異世界には行けるが2人がもとにいた世界に戻ることは不可能だろう」
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