水の酒場

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「そうだ…妖術とは違うものが学べるし、何より学生の方がこの国に馴染みやすいだろう。それに話を聞く限り2人とも学校に行ったことがないのだろう…面白いと思うぞ?」 「誠でござるか!?」 弥彦は目を輝かせる 「まぁ…弥彦が行くなら俺も構わねぇ」 銀次も話に乗る 「だが…」 銀次が目を伏せる 「学校ってやつに行くには金がかかるんだろ?授業料やら必要なものをそろえるのにも金がかかる……俺らは文無しだから行けねぇよ」 弥彦が顔を曇らせる 「……うむ、拙者らはこちらの金など持っとらんのでな」 ……なるほどな こいつらを学校に行かせるのも面白そうな気がするのだがな… ……待てよ?
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