誰かいる…

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誰かいる…

昔 働いていた会社で 起こった事です。 そこは住居も兼ねて いて…立派な造りの ビルでした。 3階はパ-ティも 出来るリビングが ありました。 しかし今は使用して いない… 私は この会社が ちょと気味が悪かったのです。 私達が作業をしている部屋を いつも誰かが見ている それは私のイメージ の中で白髪の眼鏡を かけた男性でした。 心配そうに見ている イメージでした。 ある日作業をしていると 重い扉が勝手に開きました。 ちょうど人が一人 通れるくらいの 開き方… ドアの方向を向いていた。 私と同僚は「キャ-」 だってドアは また ゆっくりと 閉まったから… 白髪の男性のイメージを 事務所の人に話すと 一枚の写真を見せて くれました。 この人だ… 先代の社長さんでした。 不安定な経営を心配 して様子を見にきた のかも知れませんね
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