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開けた先には…理科の先生が居た…
オレはやはりなという感じだった…
先生の名字は甲斐というのは覚えていた
オレ「先生!なにしてるんですか?」
甲斐「君達には関係ない!それに君達はここに入ってきては行けないだろ!」
オレ「すいません…でもっ」
甲斐「お前は懲りないやつだなぁ…良いからでてけ!」
オレは1回外にでようとした…しかしふうたは
ふうた「先生、一つ聞いて良いですか?聞き終わったらすぐ出て行くんで…」
甲斐「なんだ?言ってみろ…」
ふうた「理科室にあった液体は人体実験に使ったやつですか?」
甲斐「!?お前らなんでそれを知っているんだよ!」
ふうた「やっぱりな…」
甲斐「くっ…もうしょうがない…お前らには死んでもらうしかないな…」
そういって甲斐は本に隠れていた一つのボタンを押した…
すると実験機材が入っている棚が横にずれ、中から監獄のような鉄格子の牢屋が現れた…
中には人間らしき生き物が居た…
しかし形がおかしかった…
何故なら背中からは背骨がウニみたいに突き出ていた…
さらには直立二足歩行ではなく両手両足を地面につけて歩いていた…
時には直立二足歩行でも歩いていたがぎこちなかった…動くスピードも遅かった…
そして、そいつの目は鋭かった…
オレ「人間じゃない…」
甲斐「これは私が人体実験をして得た成果なんだよ!人間の野生の動物としての本能を最大限まで上げた形なんだよ」
ふうた「ありえない…」
甲斐「君達は運が良かったね~私以外にみたのは君達2人だけだからね。でも残念だなぁ~君達は今からこの子の餌になってもらうしかないんだよなぁ…」
オレ「ふざけんなよ!誰がこいつなんかの餌になるか!ふうた!逃げるぞ!」
そして俺たちは部屋からでて逃げ出した!
甲斐「フフ、無駄なあがきなんだよ…さあ行っておいで。」
その瞬間、鉄格子はやつの鋭い歯に砕け散りやつは2人を追いかけるように部屋を出て行った…
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