第1章~逃亡~

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オレたちはまずドアをでた後ダッシュで階段まで走った… あえて理科室から一番遠い階段を降りることにした… そこの階段を一階まで降りられたらすぐ下駄箱だった… なのでとにかく急いで降りようとしていた… しかし理科室の方から… ドン!バン! という音が鳴りやつがドアを跳ね飛ばした… そしてやつはすぐ近くの階段を降りた… オレらは慎重に階段を降りた… 何故なら敵が見えないところに居るからだ… 学校には死角が多すぎた。 途中でふうたが… ふうた「もしかしたら必要になるかもしれない…」 といって2階の職員室に駆け込んだ。 何を取りに来たかというと武器だった… 武器と言ってもバットとかそんなものだと思っていた… ふうた「あったあった…」 そしてふうたは以前先生に没収された万能ペンチを手に入れて、それのナイフの方を開いた… 結構ペンチ自体が大きく、それの持つところは8センチくらいあり、その持つ所の中に収納されてるため刃の長さもかなり長かった。 それをふうたはポケットにしまい込み、職員室から顔を出し、やつがこないか見張っていた… オレはそんな物はないので、なにか変わりになる物を探していた… とりあえずカッター、あとはめっちゃ細く尖っている鉛筆3本、シャーペン1本を手に入れた。 よし行けるぞと言ったときふうたは ふうた「やつが下に降りてった…ほんとに戦いになるかもな…」 オレ「かまわないよ…できれば避けたいけどな…」 オレたちは普段からこういう世界になってほしいと願っていたので今はとにかく楽しかった… そしていまならやつが来ても倒せそうな気がしていた…
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