192人が本棚に入れています
本棚に追加
竜尊
「…それにしても本当に可愛いな…こんなに可愛いのに、いつも着たりしないのか」
姫
「メイド服着て街歩くなんて秋葉原くらいよ……大体メイドは…あ、メイドっていうのはそっちの世界でいう主人に給仕する使用人みたいなものね、一般人の私はそんなもの着ないよぉ…///」
姫はスカートを手で押さえ、もじもじしながら言った。
竜尊
「ふーん、そうか、なら今から俺がお前の主人になってやるよ」
姫
「またそんな無茶言ってー///!!」
竜尊
「別に無茶じゃねーだろ?俺らもいつか挙式をするわけだし、そうすりゃ本当に俺はお前のご主人様だぜ?」
姫
「きょ、挙式///!?…って結婚っ///!!?」
竜尊
「それに一般人は着ないとか言ってたが、現にお前は持ってるじゃねーか」
姫
「それは学校の文化祭で私のクラスが喫茶店だったから仕方なく着てたの///!ヘンな誤解しないでよっ///!」
竜尊
「……喫茶店…?」
不意に竜尊が眉間にしわを寄せる。
最初のコメントを投稿しよう!