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「ギャアァァァッ!!!!」
「キャアァァァッ!!!!」
「うわあぁぁぁッ!!!!」
「………」
四通りの反応を魅せつつ、俺達は豪雨の中を爆走していた!
「-だあっ!ちくしょう!どっかこの雨を凌げる所はねぇのか!」
「うきゃあァァァッ!?!!?下着が透けます!?」
「なにぃ!?よくみ---」
ガスッ!(スレイがクレイモアで俺をぶん殴る音)
ドカッッ!!(俺がエスペランドにぶつかる音)
ズシャアァァァァッッ!!!!(俺とエスペランドが軽く池になってる地面を滑走する音)
「貴様、姫様を今いやらしい目で視たな!万死に値する!」
「おほっほっほっスレイさん~そんなわけないじゃないですか~(棒)」
「……というか退いてください」
頭を擦りながら立ち、エスペランドに手を貸す。
「をい、どうするんだコレ。荷物全部ずぶ濡れだぞ」
「火を興しても、この雨じゃ直ぐに消えちゃいますしね」
くそっ!何て時代だ!天気予報がないのがここまで不便とわ!
雨に打たれながら途方に暮れていた時だった。
「アリートさーん!みんなー!こっちに洞窟がありましたよー!」
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