序章

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「う、ん……」 いつもの朝。 「まただ、またあの夢だ。あれは何なんだ?」 ふと思い出す。 外を見てもまだ完全に散っていないわずかな桜が残っているような季節だ 「あれは……多分甲子園、だよな?なんで俺があそこに?」 「た~くみ~、早く起きなさ~い、遅刻するよ~!!」 母さんの声が聞こえる、時計を見ると…… ひ、7時半!? (学校までチャリで約50分、登校時刻は8時半) 「や、やべ~ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」 また今日も慌ただしくなりそうだ……
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