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「美里ちゃんはすぐ真っ赤になるね。」 笑いながら言うと、顔をそむけてしまった。 「気のせいじゃない?」 そんなこと言っても、耳が赤いよ。 なんて言ったら、しばらく無視されちゃうかな? 「真っ赤。」 「ち・が・います。」 ん~、絶対真っ赤だよ。 「ごめんね。」 おこってるままじゃ楽しくないから、僕はあやまる。 彼女には負けちゃうよ。
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