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「仲良くなったのに、もうバイバイはいや!!!」 「勇真」 しゃっくりをあげながら、必死にうったえる僕。 その姿を、彼女はかなしそうに見つめる。 「美里ちゃんともっといたい。」 「ごめん」 「いっしょに帰るのはだめ?」 「ん~」 「おねがい」 彼女の手をにぎりしめる。 とっても温かい。 だから僕ははなしたくないんだ。
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