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こんなやり取りをずっと続ける。 彼女はその間、ずっと川の方を向いていた。 僕を見ない。 「人と話すときは、目を見て話すんだよ。」 僕は彼女の前に立った。 そのとき初めて気づいた。 彼女が泣いているということに。 「なんで泣いてるの?」 「あんたには関係ない。」 「僕は勇真(ユウマ)って言うんだよ。」 「知らない。」 「僕は美里ちゃんを知っている。」 ニコッと笑って言うと、彼女は黙ってしまった。
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