プロローグ
3/8
読書設定
目次
前へ
/
300ページ
次へ
高校入学前夜。 俺の眼前に広がるのは街並み。 一歩踏み出せばその街並みに飛び込める。 その一歩に勇気はいらない。 だって、飛び出すためにここに立っているのだから。 望んでいない人生。 畏怖され蔑まれる人生。 そんな場所に、俺は生きる価値をどうしても見いだせなかった。 だからここに立っている。 転落防止用の柵を背に、俺は再び眼前を見据える。 あぁ、何故俺は今生きているのだろう。
/
300ページ
最初のコメントを投稿しよう!
13人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
63(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!