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翌日…白雪と召し使いは森の奥深くに来ていた。
白雪「こんなところに来たのは初めてだ…ありがとう、チェ・チャンスウ。」
召し使い「いえ…」
白雪「外は好きだ…自由だから…」
召し使い「……っ…」
白雪「チャンスウ?」
召し使い「すいません…」白雪「……え……!?」
チャンスウは白雪に向かってナイフを降り下ろした。白雪は目を瞑るが…ナイフは白雪を突き刺す寸前で止まった。
白雪「……っ…」
召し使い「やはり私には出来ない…」
白雪「これは一体…」
召し使い「私はあなたを殺める様に命じられました…ですが私にはできません…どうか森の奥深くにお逃げください…」
白雪「チャンスウ…」
召し使い「さぁ、早く…そして、くれぐれも義母様にはお気を付け下さい。」
白雪「……ありがとう…チャンスウ。」
白雪は森の奥へ走り出す。不安で…怖くて…お腹が空いて…途中で倒れてしまった。
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