博哉は渡さない

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  数日後、いつもの教室で、博哉と信人は、立ったまま話をしていた。     「…やっぱり、ダメなのか?」   「はい、ごめんなさい。でも先輩とは、これからも、今までみたいに楽しく話が出来る関係でいたいですから」     博哉は、数日前に告白された、その返事をした。   やはり、風間先生が気になっている状態なので ハッキリと付き合うとは言えなかった。     信人は、うつむいていたが、急に顔を上げた。その表情は、少し怖く見えた。     「博哉…博哉、オレはっ…!!」   「!!」     信人は、急に博哉を抱きしめると制服を脱がし始めた。     「やっ…何するんですか!!?」   「博哉の…博哉の××の部分を奪ってしまえばっ、お前はオレのものだ」   「やぁっ…やめてください!!」       必死に抵抗する博哉。だが、信人はシャツのボタンを外していく。   博哉の肌が見えた、その時だった。     「待った!そこまでだ」   「信人、何してるんだ」     信人が顔を上げると、そこには風間先生と、あの飯塚先生がいた。    
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