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カイ「ふざけないで!!」
ドカッ!!
囁いた男の鳩尾に、強烈な蹴りが入った。
「八代!!」
「八代!!てめぇ、何をする!!」
仲間の二人が怒りに満ちた顔をする。
カイ「それはこっちの台詞!!気持ち良く?お風呂でも一緒に入ろうってこと?絶対いや!!」
そんな諧菜達を山崎は隠れて見ていた。
山(そうゆう意味やないと思うけどなぁ。まぁ、面白い展開やな。)
あいつらは確か長州の浪士。
仲間なら刀抜かんはず・・・山崎はそう考えた。
「おのれ・・・長州の浪士様に歯向かうとは!!」
「あの世で後悔するがいい!!」
山(刀抜きよった。つまり仲間やないってことか・・・)
だが、間者ではないと判明しても山崎にとって諧菜は仲間ではない。だから助けはしない。
山(どうすんやろな~。)
「死ねー!!」
「うりゃぁあぁあ!!」
ドカッ!!
ヒュンッ バキッ!!
山(ほぉ・・・)
カイ「・・・ふぅ。貴方達弱すぎ。刀持ってる意味ないね。」
攻撃された瞬間、諧菜はすべてをよけ、人間の急所を狙い、蹴った。
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