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土「はぁ?・・・あぁ、心は女なんですってか。確かにお前の口調、女っぽいもんな。」
どうやら土方さんには、私が女に見えないらしい。
勝手に自分なりに解釈して、話を進めようとする。
カイ「や、だから女っぽいじゃなくて本当におん「あー!!分かった分かった!!女に憧れてるなら、別に止めはしねぇ。とにかくさっさと着替えろよ。」」
私の言葉を遮って土方はいうと、さっさと部屋から出ていった。
カイ「・・・山崎さんも出てって下さいよ。」
山「なんや。自分の存在、無くなっとるんやと思ってたわ。」
カイ「・・・早く。」
山「別にいいやんか。何がいかんとや?男同士なのになぁ。」
山崎さんは不思議そうに、ぶつぶつ言いながら出ていった。
カイ(だから・・・私は女だってぇえぇえぇえぇー!!)
私は思いっきり、心の中で絶叫した。
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