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山「友達はどうなったんや・・・?」
カイ「放っておけなくて、兄と助けにいきました。私の友達ですし・・・一応、自分の身は守れるくらいの力はあったので。」
山「そうか・・・」
少しだけ、安心した様子の山崎さん。
優しい人だな。
カイ「そのことがあってから、兄は毎日喧嘩・・・時々、私も巻き込まれたりして・・・私達は自然と、周りから孤立し始めました・・・」
真っ直ぐとは見れない山崎さんの顔。
俯いて話すと余計に気が滅入る。
だけど聞く覚悟をしたからには話し続けないと・・・!!
カイ「そして私に、一人の友達もいなくなったとき・・・」
思い出すだけで声が震える。
止めろ、もういい、もう話さなくていい、と言われたくて・・・
でも、それじゃあ前に進めない気がして言われたくなくて・・・
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