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カイ「迷って戻れないんですよ!!」
山「ふっ・・・」
山崎さんの体が小刻みに震える。どうやら笑っているようだ。
山「自分、方向音痴なん?」
楽しそうに笑いながら、屋根から降りてきた。
カイ「・・・」
山「広間はこっちや、ついてきぃ。」
カイ「・・・」
コクン・・・
私は笑われた事に機嫌を損ねつつ、あとへ続いた。
ざわざわ・・・
?「お、ようやく戻って来た!!」
土「遅かったじゃねぇか。」
沖「あんまり遅いので、心配しましたよ。一度迎えに行ったのですが、井戸の所にはいませんし・・・」
カイ「・・・山崎さんと話してたんです。」
?「山崎と?」
山「なんや、自分のせいにするつもりか?(笑)」
カイ「黙ってて下さい。」
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