◇山田太郎さん◇

11/18
前へ
/405ページ
次へ
タッタッタッタ・・・ トットットット・・・ 沖「平助?」 平「ん?総司!!」 2人で掃除していると、沖田がやってきた。 沖「何やってるんですか?」 平「見てのとおり、掃除だよ。」 沖「へぇ、平助が・・・」 意外そうな目で平助をみる沖田。 平「なっ、なんだよ!!」 沖「いいえ?じゃあ、僕は見ていますから、頑張って下さい♪」 平「手伝えよ!!」 沖田が去ろうとすると、諧菜が戻ってきた。 カイ「平助君。早くしないと日が暮れちゃう。屯所は広いんだから。」 平「えっ!?全部するの?」 カイ「だって汚いでしょ?」 平「確かに汚いけど・・・」 カイ「あ、沖村さん。沖村さんも、手伝ってくれませんか?」 まだ名前を覚え切れていない諧菜。現在覚えているのは指で数える程。 平「・・・諧菜、沖村じゃなくて沖田。」 カイ「そうでしたっけ?」 沖「酷いなぁ♪(笑)」 カイ「ごっ、ごめんなさい!!」 沖「えー?」 カイ「あ、これお詫びにあげます!!」 沖「これ、僕に掃除しろってこと?」
/405ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3641人が本棚に入れています
本棚に追加