◇山田太郎さん◇

12/18
前へ
/405ページ
次へ
諧菜が差し出した手には雑巾。 カイ「出来たら、してほしいです。」 沖「・・・あ、土方さん。」 土「何やってんだぁ?」 沖田さんの視線の先には、眉間に皺を寄せた土方さんがいた。 沖「土方さん、掃除手伝って下さい。」 土「なんで俺が。」 沖「僕はこれから巡察ですから♪」 土「お前はほとんどしねぇだろうが・・・」 沖「やだなぁ。仕事じゃなくて、甘味屋の巡察ですよ♪」 土「・・・はぁ。」 頭を押さえる土方さん。 沖「では、よろしくお願いします♪」 土「待て。なんで俺が「あのこと、バラしちゃいますよ?」」 沖田さんが土方さんの耳元で囁く。 『豊玉さん?』 ギクッ・・・ 土「なんでそれを・・・!!」
/405ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3642人が本棚に入れています
本棚に追加