だって男の子だもん(太閻太+鬼)

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・・・はあ。 と返してはみたものの突然過ぎてイマイチ掴めない。 「何ですか一体?だいたいアンタは見るからにひ弱だろ。男らしいかと聞かれれば…そういう部類ではないような…あー、どちらかと言えば今流行りの草食系とかの方が…」 言葉を重ねる内にだんだんと膝が折れていくオッサンに同情を覚え、後半は何とかオブラートに包んではみたものの相手には正しく伝わったらしい。 「そう、やっぱりそうなのか。・・でも今夜こそは俺がギャフンと言わせてやらないと気が済まないんだ!」 「今夜はギャフンッて・・」 なにやら物騒な話だ。でも確か… 「あの、野暮な事ききますけど。昨夜は、その、一緒だったんですよね。あの人と。」 .
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