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目を開けると、見慣れた自室の天井が映った。
目覚めたのか、それとも単に閉じた目を開けただけなのか・・時間感覚が全く無い。
長い夢を見ていたと思えばいい。一瞬で時を飛び越えたかの様な、もうすっかり馴染みのこの感覚。カレンダーを見ると1月5日。
また…1月5日。
妹子は汗で濡れた額を拭った。
今日が何度目の今日か、などと・・・そんな事はとうに忘れてしまった。
分かっているのは今日太子は死ぬという事。
殺されたり、事故だったり、とにかく死んでしまう。
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