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「アンポンタンという言葉はお前のような無能な落ちこぼれ聖霊に使うものだ」
大鎌が先程の景色と同様に存在が消え、楓の服装も学生服に戻っていた。
一度に沢山の異常現象を体験したせいか、疲労を隠せないレイモンド。
その様子を見ていた楓がソファーに座って静かに口を開いた。
「改めて話しを聞こう」
レイモンドは一瞬周りを警戒しながらも、元の部屋に戻っていることを再認識してソファーに腰を降ろす。
腕時計を確認すると時刻は既に昼過ぎを回っていた・・・・・・
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