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「わかったー!!」
千恵は大声を上げベッドを飛び跳ねる。
反動で魔剣は、よろけてしまう。
「なんだよ急に!」
「わかったんだって!」
「だから何がだよ!」
千恵は、笑顔で応える。
「戦争を終わらせる!ヤワトが勝つとか、そんな事じゃないの!戦争事態をなくしちゃう!」
キラキラした瞳の千恵を見つめ魔剣は、思い出していた。
かつて同じ言葉を言った少女がいた。
その少女も瞳を輝かせて同じ事を言った。
「お前ならできるかもな。」
魔剣は、優しくそう応える。
千恵は、満面の笑みを浮かべる。
「だから助けて!力を貸して!」
「さっきも助けてやったじゃねーかよ小僧。」
「小僧じゃないー千恵だよ!あなたは?」
魔剣は、黙りこむ。そして応える。
「俺は魔剣ヴラドウィスカー。千恵。お前の理想が叶うまで力を貸してやるよ。」
千恵は、笑顔で魔剣に抱きつく。
「ありがとう!」
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