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「正部員は2人・・・?」
守は唖然としていた。
(それでも、2、3回戦までいってるんだから、この2人は相当努力してきたんだろうな)
猛は部員が2人しかいないことよりもそのことに驚いていた。
「まあ、ピッチャーがいないから弱小にしか勝てないんだけどな」
さっきまで笑っていた灯谷が急に険しい表情になり、少し空気が重くなった時だった。
ドアが開く音。
「失礼しまーす!」
中に入って来たのは金髪に青い瞳の少年。明らかに外国人である。
「君は・・・同じクラスのイーサン君!」
守はその少年を指差した。
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