詩
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『早逝の桜』 川面に浮かぶ春に 逝き急ぐ君をみた 遥かな蒼を目指して 流れに身をまかせる 行く先に蒼はあるのか 波に揉まれ沈むことも怖れず 沈むことを望み 永遠の静寂を夢に見る 僕の手を取らなかった 僕の手は必要ではなかった もっと君を理解してあげられたら良かったのに 逝き急ぐ春を引き留める手段を僕は持たない 追いかけていきたいのに それさえも叶わない 君の静寂に僕は届かない
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