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あなたは
知っていますか?
自分の学校には
七不思議なんてない
そう決めつけてませんか?
ナナフシギハアル
どこの学校にも……
―――――――――――…
キーン…こーん
カーン…こーん
「ん~、だぁ~終わったぁあぁ!」
そう、終わった6時間目の授業がやっと…
「しっかし、あのハゲ山ティーチャー!何で俺にばっかり突っかかってくんだよ!」
この"綺麗な"という言葉が似合う少年―――紅東(クドウ) 司(ツカサ)は机に突っ伏した状態で見た目とは違い、どす黒いオーラを背中に、思いっきり床をドンドンッと蹴っている。
そんな司に近づいてきたのは…
「な~にイラついてんのっ♪司チャン♪」
命知らずのひとりの少女がいた。
少女は少年がイラついているのを気にせずに、少年が座っている隣の"机"に座った
「綾先輩…チャンを付けるのやめてください。」
少年は少しその少女の方をむきムスッとした表情で少女に言った
そんな司はお構いなしに綾は
「どうせ針山(ハゲ山ティーチャー本名)が突っかかってきたんでしょ♪"今回のテスト"の事で♪」
―――ギクリ
「いいじゃん!テストの点数下がんなかったし!!2点あがったよ!」
「お前の場合もう下がらねぇところまでいったから、上がるかキープするかのどっちかだろ?」
不意に男の声がした…
その声に2人は反応し声のするほうを見た
男の方を向いた綾は
「冬也♪」
そう言い彩は冬也に抱きついた
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