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「向こうにも文化や法律もありますから知識、言語は必要ですので……では以上でよろしいですか?」
僕は頷き。
「はい、ありがとうございます」
「能力で魔法は使えませんが」
エルスさんは僕に色々気を使ってくれる…
「大丈夫です、呪文の唱えるの面倒ですから」
「フフ、面白い人だ。
能力は向こうに着いた瞬間に宿ります、それでは、朝霧龍麻くんキミをアルセインに送ります」
知らない世界か…旅をするのが一番かな。
「あ!そう言えば、エルスさんは…一体何者…まさか神様?」
「そこまでテンプレでは、ありません。
私は、神でも悪魔のどちらでも無いただの紳士です」
エルスさんは、ズッコケそうな僕に手を振って別れを言う。
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