40人が本棚に入れています
本棚に追加
抱いて終わりの筈なのに…なぜファッション誌を読む必要があるんだろうか?
初めての展開に困惑するも、雛菊は…
「それじゃあ…ベッドに行きましょうか?」
何事もなく微笑んで、雛菊もまた小説を手に立ち上がる。
その一言にやっぱりするんだな…という少しガッカリした気持ちを持ちながら、暁もまたファッション誌を手に雛菊の後に続いた。
雛菊はベッドルームに移動すると、クルリと後をついてきていた暁を見上げる。
「私は貴方を二時間お金で買ったわ…」
その表情はどこか嬉々としている。
最初のコメントを投稿しよう!