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せわしなく艦内を走り回る音がする。こんな朝っぱらからどうしたんだ…
「起きるですよーー!!」
ゴンッ
「ぐあへっ」
痛みと驚きで飛び起きると目の前にはハンマーをもったツインテールのロリっ子…スーが立っていた。
ああいつ見てもその純真無垢な瞳には癒されるなあ。
例えその手にハンマーという凶器が握られていても君のプリティさには何一つ変化が…
「ってハンマーて!!お前今それで俺を叩いたのか!?」
「シンさんがいくら揺すっても起きないからです。だからスーは仕方なくジェノサイド☆ハンマーをお見舞いしたのですよ?」
「そうか仕方なくな。うん。いつまでも起きなかったらそりゃハンマーで起こしたくもなるよな。」
そういいながら額に手をあてる。
はたしてその手にはビッチリと鮮血がこびりついていて。
「けどな、スー。物事には加減ってものがあるだろ?」
そう言い残すと俺は白目を剥き
本日二度目の眠りについた。
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