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ここは、大きくもないし、小さくもない、中ぐらいの村…ライゾ村の民家の前…少年が叫んでいる。
「俺の名前は、伊達剣吾『だてけんご』!17歳、誕生日は7月18日。将来の夢は、世界一の傭兵になること!」
剣吾が叫んでいる民家の住人が、2、3人出てきた。
「朝っぱらから、大声で叫んだらうるさいだろ?わかったか…?」
「わかりました…だけど後一回だけ叫んでいいですか?」
住人は、ため息を吐きながら
「しょうがねぇな、後一回だけだぞ?」
「ありがとうございます!こほん!いきます。…今日から、俺の傭兵としての伝説が始まる」
住人は、笑いをこらえながら言った。
「もういいだろう?(笑)」
「はい!失礼しました~」
剣吾は、ライゾ村の傭兵が集まる小さなギルドへと向かって行った。
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