VS2~最初の依頼はランクアップ!?~

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剣吾は、双剣で軍刀を押さえ、左足で鋭い蹴りを放ち腹にジャストで当たった。 「くっ…いい蹴りだな。体さえも武器にするか…まだまだ、負けないよ!」 「信司さん!どんどんいきますよ!」 これから先は、剣吾が押したり、信司が押したりの繰り返しが続いていた。 條も昼過ぎぐらいに来て、剣吾と信司の闘いを楽しそうに見ていた。 均衡を破ったのは、剣吾だった。 「信司さんいきます…」 剣吾は、双剣を片方投げ、信司がそれを弾き、その弾いた片方の剣を持ち、信司の喉もとに双剣をクロスさせ、突き付けた。 「参った…凄いね!剣吾君。また、訓練する時は、誘ってくれないかい?」 「分かりました!誘います。今日は、ありがとうごさいました!」
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