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家に向かって走っていた剣吾は、ふと…思い出した。
「お隣さんに、挨拶しないとな。」
剣吾はお隣さんの家の前に立った。
「ごめんくださ~い」
「はい~どなたでしょうか?」
「隣の家に住んでいる、伊達剣吾と言います。今日は、挨拶に来ました。」
「礼儀正しいのね~よろしくね。剣吾君はいくつなの?」
「17です。」
「そうなの?私の息子も、17なのよ。槙椰ちょっと来て~」
家の奥から、少年がしぶしぶ出てきた。
「何だよ…母さん、飯食ってる時に。」
「剣吾君、紹介するわ。息子の槙椰よ。脇田槙椰『わきたまきや』よ。
「槙椰君、よろしくね。」
「槙椰でいいよ。同い年なんだろ?剣吾。」
「分かったよ。槙椰。よろしくね。っとこんな時間だ。今日は失礼しました。」
剣吾は挨拶をし、自分の家に帰った。
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