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「俺は、疲れたから家帰って寝る!」
「俺も…」
謙太と勝義は、そんなことを言いながら帰って行った。
剣吾も、謙太達に合わせ帰っていく。
いつもなら、走って帰るのだが、今日は、ゆっくり歩きながら帰っている。…どうやら考え事をしているようだ。
家の近くに来た時に、槙椰に声を掛けられた。
「剣吾!今日さ~一つ言い忘れていたんだけど、うちの裏庭に父さんが道場を作ったからさ、腕磨きに来てくれよ。俺は、新しい双剣でも考えているから」
「ありがとう!槙椰。俺、明日から、依頼で一週間ぐらい出張なんだ。」
「そうなのか!分かった…剣吾が帰って来るまで、双剣とか考えているよ。」
剣吾は、槙椰と別れ家に帰っていった。
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