アリとキリギリス

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「な、なんだよっ!無視するなよぉ!」 フラフラと蛇行するアリに近付いて、アリの肩をつかんで止まらせると、ゆっくりと振り向いたアリ。 その目はこの暑さを忘れさせるほど冷えきっていたのでした。 「君、バカなんじゃない?」 「なっ…」
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