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「イタタ……、そんな強く打たなくとも」
じいさんが文句を足れるが、俺がすぐ睨みつけると顔を横に向けながら口笛を吹き出す。
「で、おじいちゃん。その方法って?」
「何簡単じゃ、サクヤが人型になればいいんじゃよ」
はっ?
「なれるもなのか?」
「リフィは先ほど精霊は何と言っていたかなサクヤ?」
精霊は魔力の塊………。
「魔力はどんな姿にもなることができる。それが例え人だとしても……。」
じゃなきゃわしたちは存在しとらんよ。とでも言いたそうな目線を、含めながらじいさんは俺を見た。
「まあでもすぐにでもなれとはいわんよ。君は記憶喪失じゃ、ゆっくりと行こうや」
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100年後。
精霊になってから、寿命が伸びたみたいだ。
ちなみにじいさん曰く、精霊の寿命は平均は500を超えるようだ。
ちなみにじいさんはただいま1000を超えてる。
精霊の種類によって寿命は変わるみたいだけど………。
100年たった。この100年の間に俺は精霊界のことや精霊のこと、魔力、魔法や色々なことをじいさんから教わった。
そして目的だった人型化も30分ならできるようになった。
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