いきなり100年経ったていいじゃない

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この100年の間に沢山の精霊達と出会った(全部人型)。 人型だけなのはここが人型の隠れ里だから仕方ない………。 それでも満足だがな。 「サクヤー!」 誰かが俺の名前を呼びながら走ってくる。 誰かはまあ、検討はつくのだが………100年前と比べたら恐るべき成長をした子だ。 俺は声がする方に渋々首を向けた。 ちなみに俺も成長したぞ。 100年前だと1メートルもなかったが、今は3メートルはゆうに超えてる。 「サークーヤー♪」 首を向けたのはよかったが、声の人物が俺に抱き着いたため俺は倒れそうになった。 「機嫌がよさそうだなリフィ」 「まあね~♪」 リフィは昔の子供体型に比べれば恐ろしく成長した。 今のリフィは身長が170cmぐらいに髪が腰まである。色は金。 顔も整って世間的に美少女と呼ばれても問題ないぐらいだ。 まあ、胸は………イタッ!?。 「……何か失礼なこと考えたでしょう」 リフィが俺の背中を抓りながら言う。 勘のいいやつ………。 「それよりおじいちゃんが呼んでたよ」 「じゃあ行くか。………いつまで乗っているんだ?」 「私が飽きるまでー」
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