いきなり100年経ったていいじゃない

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先ほど家にいたメンバーで移動すること1時間。 俺達は里から少し来たところの荒野にいた。 ちなみにリフィは今だ俺の背中で熟睡中だ。 涎が垂れてないか心配だな。 「さて、ここなら暴れても問題ないじゃろ。どれ、リフィを預かろうサクヤ」 そういってじいさんは俺の背中にいるリフィを浮かし、自分の元へと向かわせる。 「まったく……。いつまで寝ておる!」 そしてリフィを空中から落っことした。 「イッタ~い………」 リフィは頭をさすりながら起きる。 少し涙目だ。 「あれ?ここどこ?」 まあ寝ていたからな。何処かわからないのも仕方ないか。 リフィはキョロキョロと辺りを見回し、やっと理解する。 「まったく。世話のやける孫じゃの………」 「まあそういうなよじいさん」 --- --- --- 「では準備はいいか、皆のもの」 「俺は大丈夫だ」 リスト達もじいさんの言葉に頷く。 今から何をするかって、そりゃあさっきまでの話しから戦闘以外考えられないだろ。 リフィはじいさんの横でがんばれ~とか言ってる。
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