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二人帰りの車に乗り込み車内で話す
隆明【なぁ…真美?俺気にいられたのかな?】
真美【う~ん…私がみるかぎりは普通?】
隆明【普通って…】
真美【あ、悪い意味じゃないよ。家族の中に溶け込んでたって意味】
隆明【そういう意味か…なら良かった】
🎵🎵🎵🎵🎵真美の携帯がなる
真美【私運転中だから隆明代わりにでて】
隆明【あいよ、はい真美の携帯です】
母親【あら、隆明くんちょうど良かった】
隆明【あ、はぁ…】
母親【今から話すことあるけど真美には内緒だから適当な相槌うってね】
隆明【あ、はい】
母親【じつわね…】
隆明【あ、そうですか…】
母親【そういう訳だからよろしくね】
隆明【はい】
真美【なんだったの?】
隆明【ん、真美の小さいころの話しだった。小学6年までおもらしとか】
真美【きゃあ…ってそんな話しをお母さんたら】
隆明【うん】
真美【帰ったらご飯作らないから】
隆明【…】
隆明は心の中で母親にいわれたことを考えていた…
内容は前の彼氏の子供を2回おろし妊娠しにくいこと…暴力を受けてたこと…俺が聞いてないことばかりだった。
真美【駅につくから駐車場にいくね】
隆明【あ、うん】
二人は車を降り駅に向かった
大阪駅新幹線乗り場
真美【新幹線遅いね。まぁいっか】
隆明【だね。少しでも長く居たいし】
真美【馬鹿】
隆明【はは、馬鹿で結構】
しばらくたつと新幹線が入ってきた
真美【ねぇ次はいつぐらいにこっちこれる?】
隆明【う~ん。二ヶ月後かな…いま人いないし】
真美【ブゥ】
隆明【ふてくされるなよ、あ、そうだ。真美こっちきて後ろ向いてくれる?】
真美【?分かった】
真美が背を向けたときに隆明は抱きしめさっきの母親の話しを思い出しながら呟いた
隆明【俺は幸せだ。でもお前を一番幸せにしたい】
真美【う…ん】
隆明【よし、じゃあまた二ヶ月後にくるよ。】
真美【もう顔真っ赤じゃん。どうしてくれるの?】
隆明【知りません】
プルルルル
新幹線のドアがしまる。
また二ヶ月後と約束して………
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